小丸城跡(こまるじょうあと)

城の全域が東西300m、南北350mの規模を持つと言われ、織田信長軍が越前の一揆を平定した後、佐々成政が築いた平城

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文字瓦に刻まれた内容

小丸城跡
©福井テレビ

織田信長の家臣で府中三人衆の一人、佐々成政によって作られたといわれる小丸城。

文字瓦(味真野史跡保存会蔵)
味真野史跡保存会蔵

昭和7年、小丸城北西隅の乾櫓(いぬいやぐら)跡から、文字が刻まれた瓦が見つかりました。その内容は、前田利家が一向一揆衆を1000人ばかり捕まえ、はりつけや釜あぶりにしたというものでした。

これには、織田信長軍の功績をたたえるために文字を刻ませたという説と、逆に一揆方の恨みがひそかに記されたものとみる説があります。

現在、この文字瓦は市指定の文化財として、「越前の里・万葉館」に展示されています。

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小丸城跡
城の全長が東西300m、南北350mの規模を持つと言われ、織田信長軍が越前の一揆を平定した後、佐々成政が築いた平城。
住所:越前市五分市町
交通情報:北陸自動車道武生ICから車で5分