一乗滝(いちじょうだき)

巌流島で宮本武蔵と決闘した佐々木小次郎が、秘剣「燕返し」をあみ出した場所と伝わる滝

観光地の詳細情報

佐々木小次郎と冨田勢源(とだせいげん)

佐々木小次郎の生誕地の伝承が残る
©福井テレビ

宮本武蔵の弟子の話をまとめた『二天記』によると、佐々木小次郎は越前宇坂庄浄教寺村の生まれで、幼い頃から同国の冨田勢源に剣を習ったとされています。

朝倉氏に仕える剣の達人、冨田勢源は、小太刀の名手として知られる実在の人物で、一乗谷には冨田勢源の道場がありました。一乗谷朝倉氏遺跡から1kmほど谷を奥に進んだ西新町の水田には、その道場跡といわれるところがあり、今も石垣が残っています。

また、近くには富田勢源の菩提寺と伝わる盛源寺(せいげんじ)があり、参道から境内にかけて古い石仏が並び、朝倉氏の繁栄を今に伝えています。

佐々木小次郎が秘剣「燕返し」を編み出した
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一乗滝
佐々木小次郎が修行に励み、秘剣「燕返し」を編み出したとされる。
住所:福井市浄教寺町
交通情報:JR福井駅から約15,6km、車で35分