吉崎坊舎跡(よしざきぼうしゃあと)、嫁威(よめおどし)伝説

蓮如上人がかつて布教活動の拠点とした吉崎と、人形瑠璃文学にもなった「嫁威(よめおどし)」の肉附き面の伝説

観光地の詳細情報

吉崎の眺めと蓮如忌

かつて蓮如上人が布教の拠点としたあわら市、吉崎。

高村光雲が作った蓮如上人像
©福井テレビ

浄土真宗の東西別院をはじめ多くの寺院が甍を並べ、広い松林の中には高村光雲の名作「蓮如上人像」があります。雑木の合間からは、天然記念物「鹿島の森」や北潟湖、日本海を望むことができます。

蓮如忌(4月23日から5月2日)
©福井テレビ

4月、蓮如上人の御影像を京都から迎えて行われる330年以上続く御忌法要「蓮如忌」には、多くの参詣者が蓮如上人を偲んでこの地を訪れます。

嫁を威したお面は姑の顔からとれなくなった(願慶寺蔵)
願慶寺蔵

蓮如上人ゆかりの七不思議や、吉崎参りをする嫁を姑が鬼の面をつけて威したという「嫁威肉附き面(よめおどしにくつきめん)」の逸話でも知られ、伝説と美しい自然を堪能できる歴史スポットです。

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吉崎坊舎跡
蓮如が築いた浄土真宗北陸布教の拠点。高村光雲による蓮如上人の銅像が建っている。
住所:あわら市吉崎1丁目
交通情報:北陸自動車道金津ICから車で15分